任天堂の平成22年3月期決算が発表されました。
任天堂の平成22年3月期決算から分かる任天堂ハードの全世界累計の売り上げデータの紹介です。( [ ] 内は3ヶ月前の数値と比べた数)
任天堂の平成22年3月期決算の内容としては、赤字決算の企業が多い中で大きな黒字を出しているところは非常に優れているものの、6年ぶりに純利益が減少し、イマイチな内容になっています。
今年度については、DSハードの販売台数は平成22年3月期より少し上回るという予想になっており、ニンテンドー3DSの販売台数が大きく見積もられていないことから、ニンテンドー3DSは日本で今年の年末に、海外では来年春頃に発売というスケジュールにしているように思われます。
DSソフトの販売数は平成22年3月期とほとんど同じぐらいの予想なので、ポケモン新作やニンテンドー3DS用のソフトのヒットを見込んでいるぐらいで、他に大きなDS用のソフトは予定していないように思われます。
Wiiハードの販売台数は平成22年3月期から1割程度減少するという予想になっており、Wii2のような完全な新型Wiiが今年度出ることはないと思われますが、マイナーチェンジ版の発売ぐらいはあるかもしれません。
Wiiソフトの販売数は平成22年3月期より15%程度減少するという予想になっていますが、今年度分は本体に同梱されているソフトの数を除外して計算していて、実際には今年度は平成22年3月期より増加を予想しているそうなので、スーパーマリオギャラクシー2や、年末のゼルダ新作などのラインナップの他に、大きくヒットすることを予想しているタイトルをいくつか発売するようです。
任天堂の今年度の純利益予想は、平成22年3月期から12%ほど減少することを予想しており、WiiやDSが大ヒットして十分普及しているにもかかわらず、好調なのか不調なのかよく分からないという今の任天堂のイマイチな状態が今年度も続くことを予想しているようです。
<DS>
・ DSハード 1億2889万台(内訳:DS:1882万台?、DSL:9017万台?、DSi:1782万台、DSi LL:208万台)[+376万台]
・ DSソフト 7億1850万本[+3021万本]
<Wii>
・ Wiiハード 7093万台[+348万台]
・ Wiiソフト 5億4483万本[+3517万本]
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