任天堂の取締役の報酬が一部情報公開されています。
これによると、任天堂の岩田社長の報酬は1億8千7百万円、任天堂の宮本茂氏の報酬は1億2千6百万円になっています。
報酬の内訳は、岩田社長の場合は、基本報酬約6千8百万円、賞与約1億1千8百万円で、宮本茂氏の場合は、基本報酬約6千万円、賞与約6千6百万円です。
当然ながら岩田社長が任天堂の取締役の中で一番報酬が多く、2番目に多いのが宮本茂氏の報酬になっており、任天堂では他に4人の取締役が報酬1億円を超えています。
任天堂の取締役の報酬は、業績に連動する部分があるので、会社が儲かっているかどうかで少し変わり、固定ではありません。
世界有数の企業の社長の報酬が1億8千7百万円、世界有数のゲーム開発者の報酬が1億2千6百万円というのは安いような気もしますが、おそらくお2人ともお金が目当てで仕事をしているわけではなく、大変ながらも任天堂という組織で会社を動かしたりモノを作ったりすることが楽しいということで働いておられるのではないかと思われます。
なお、日本の上場企業の取締役社長の報酬で1億円を超えるのは全体で約8%程度、取締役の場合は約1.5%程度なので、任天堂が特別に取締役の報酬が低いというわけではなく、むしろ任天堂の取締役の報酬は他の日本の上場企業と比べると高い部類に入っています。
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