稲船敬二氏が、2010年11月末にカプコンを退社することを決めた理由について、カプコンが公式コメントを出しています。
これによると、稲船敬二氏がカプコンを退社することを決めた理由は、
昨今のマーケットの激変に伴い、開発体制の抜本的な改革の必要性を感じていました。
そのような構造改革の準備段階の中で、稲船氏本人からクリエイターとして今後進んでいきたいという要望があり、会社としてこれを受理し、今回の発表に至りました。
となっているそうです。
また、稲船敬二氏が管轄していた業務は、今後誰が担当するのかということについて、カプコンは、
当社としては、今後より市場のニーズに沿ったソフトを開発する組織体制を構築したいと考えています。したがって、開発の方向性などの重要事項は、先ほど発表した開発・事業・品質管理などの主要部門のメンバーがそれぞれの立場から意見を出し合い、合議して決断していきたいと思います。
とコメントしています。
なお、カプコンの役職的には、稲船敬二氏の役職であった開発統括本部長を一井克彦氏が引き継ぐ形になっています。
また、バイオハザード5のプロデューサーなどを務めた竹内潤氏が、CS開発副統括という地位に出世する人事が行われています。
情報元
コメント