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「Wii バイタリティーセンサー」は、生体情報の個人差が高いハードルになっている

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 E3 2009で明らかにされ、その後、情報が公開されていない「Wii バイタリティーセンサー」(Wii Vitality Sensor)について、任天堂の岩田社長がコメントしています。

 これによると、「Wii バイタリティーセンサー」は、生体情報の個人差が高いハードルになっていて、開発に時間がかかっているそうです。

 岩田社長は、

 何せ新しい遊びですし、それから、人間の生体情報というのは大変個人差が大きくて、例えば世の中の8割の方にとって、自分にとって自然に感じられればそれでOKという状況であれば、極端な話、すぐにでもお客様に提案できるわけです。
 しかし、私たちは99%のお客様が自分にとって違和感がないと感じていただけるような完成度にしたいと思ってやっていますので、時間がかかっています。
 私はここに大変面白い可能性があると思っていますので、あきらめずにやっていきたいのですけれども、なかなかそのハードルを越えるのが大変だなというような状況ですので、今すぐに、いついつ市場に出せますと申し上げられる状況にないことはご理解ください

とコメントしています。

 なお、この「Wii バイタリティーセンサー」は、Wiiの周辺機器として発売するのではなく、今後明らかにされるWii2の新機能の1つになるのではないかという予想もありますが、これについては否定も肯定もされていません。

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