任天堂が、来年、ダウンロードコンテンツ(DLC)型の課金に対応したゲームを発売することを明らかにしています。
これが具体的にどのようなものなのかは明らかにされていませんが、3DSのニンテンドーイーショップの改善で、追加コンテンツに対応することが出来るようになったことで可能になることがコメントされているので、おそらく3DSで発売されるソフトが対応するということになるようです。
また、任天堂は、「『任天堂がソーシャルゲームのようなアイテム課金型ゲームを投入予定』との報道がございましたが、これは、事実ではございません」ということもコメントしています。
これは、任天堂が、携帯電話のゲームなどで行われている、基本料無料でプレイし、継続してゲームを進めるには、実質アイテムの購入が不可欠というようなゲームを発売することはないということで、上の任天堂の発表文章も少しややこしく、「アイテム課金そのものを否定」と誤解されかねないような発表になっていますが、「ソーシャルゲームのようなアイテム課金型ゲーム」を投入する予定はないだけで、「アイテム課金があるゲーム」の否定は全くしていないようです。
つまり、ダウンロードコンテンツ(DLC)型の課金に対応したゲームを発売する計画は任天堂自身にもあり、「お客様にご支持いただけるような形」である、「しかるべきクリエイティブの労力を注ぎ込んで開発した追加のステージ等を追加コンテンツとして買っていただくこと」などを行うことを明らかにしています。
一部のソーシャルゲームのために、アイテム課金が悪徳商売のようなイメージになりつつもありますが、元々は、ゲーム内容に影響のしない追加衣装の購入などは、好きな人だけ買えばいいという、ユーザにとっても、メーカーにとっても良いもので、このようなビジネスは、ソフトの値段はあまり変わらないものの、年々高騰する開発費やオンラインコストなどを少しでも回収するために、任天堂なども積極的に行うべきものかもしれません。
ただ、最近は、DLC型の課金でも、本来100のゲームを、後から課金させるために、70に削って発売し、10ずつ3回に分けて買わせるというようなゲームも登場して来ていることから、「ソーシャルゲームのようなアイテム課金型ゲーム」と「DLC型の課金」が同じように思われることも多くなっているかもしれません。
任天堂が行うのは、「しかるべきクリエイティブの労力を注ぎ込んで開発した追加のステージ等を追加コンテンツとして買っていただくこと」で、100のゲームを110や120にするようなものを売るということのようなので、こういう本来あるべき形のDLC型の課金モデルならば、ユーザーも納得しやすいかもしれません。
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コメント
やっとで任天堂も有料DLC導入か。これを批判する人もいるかもしれませんが自分は期待しています!100%のクオリティ+αのソフトを作って欲しいです。
あちこちのサイトで「任天堂がアイテム課金やる」ってデマが拡散されてる
公式が否定した後も訂正せず
これは分かりやすい丁寧な記事
経営ピンチっすなぁ
ゼッタイに儲かるはずなのに、今まで会社のイメージを
守るために、なんとなく避けてたイメージがあったけど…
作ってる側としても、クオリティに関しては
それなら、ホントに妥協できないね。
どうぶつの森あたりDLCくるかな?
ないと困る、とか、見せびらかされて悔しい、じゃなくて、
あくまでオマケとか、玄人やマニアのための配信ってことかなぁ
この記事読んで思ったのが、昔やってたwiiウェアのソフトの中に、
キャラの服のデザインが変わったり、ストーリークリア後に追加クエスト的な部分に対して200ポイントぐらい
で買うところがあって、そういうのはゲーム進行に全く関係ないし、買ったからといってなにか有利になるわけでもない。
あくまで+αの部分にそういう枠があるだけだから、これに対してはすんなり受け入れられた。
今回、任天堂がやろうとしていることも、そういうことなんじゃないかなと思った。
だから、任天堂がこのサービスを始めても、僕は別に否定的に見ないと思う。
もうマスコミに騙された人がきてますよ
「3DSでもDLCを販売する」「任天堂もDLC対応のゲームを出す」
ただそれだけのことなんだけどねー
一部の記者がややこしい捉え方しちゃったのは、コンシューマーゲーム機におけるDLCの存在自体がまだ一般的じゃないってのがあるのかもね