ニンテンドー3DSは、通信機能を犠牲にすれば、より高性能なソフトを作れるようになっているかもしれないようです。
まず、ニンテンドー3DSは、本体のシステム(OS)が使用するために、搭載されているCPUの性能をソフト側で全て使うことは出来ないようになっていますが、ファームウェアのアップデートにより、その使用制限が緩和され、2コアあるCPUのうち、本体のシステムが使っている1コアの25%分をソフトで使うことが出来るようになったようです。
これにより、使い方によっては、従来よりもCPU負荷の高い、高性能なソフトを作れる可能性が出て来たようです。
ただし、ソフト側で、この緩和されたCPUの性能を使う場合、3DSのシステムとして用意されている通信機能がフルに使えなくなるようです。
制限される通信機能は、具体的には、「オンライン中のフレンドが遊んでいるソフトへの参加が出来る機能」というものです。
この機能は、本体バージョン「2.2.0-◯J」(◯には数字の1~4のいずれか)で導入されたもので、現在のところ対応しているソフトは存在しません。
ちなみに、この「2.2.0-◯J」は、現在は、「スーパーマリオ3Dランド」などのソフトからの更新によって提供されています。
将来的には、この通信機能を使ったソフトが発売される予定になっていますが、開発するソフトが、この機能を使わない場合、CPUをこれまでよりも多く使うことが出来るようです。
よって、まとめると、「オンライン中のフレンドが遊んでいるソフトへの参加が出来る機能」というものを使わないソフトならば、ニンテンドー3DSは、標準よりも25%ほどCPU性能を多く使うことが出来る高性能なソフトを発売することが出来るということになります。
ただし、これら全てはあくまでも噂であり、部分的に正しくない情報などもあると思うので、参考程度の情報になります。
ちなみに、緩和された割合や、緩和部分を使用することによる制限などは噂レベルですが、3DS初期よりも現在の方がCPUの使用制限が緩和されているというのは、以前に別の信頼出来る開発者もコメントしていることから、噂ではなく事実だと考えていいと思われます。
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コメント
いい事なのか悪い事なのかわからんね。
微妙なところだ。スマブラとかポケモンなら通信はないと意味ないが…
全然遊ばないような無駄な通信プレイモードがあるのはぜひ犠牲にしていいものにして欲しい。ゼルダとか。
は??意味がわからぬ!!何がなんだか・・・(`ω´’)ふむー・・・。
来年以降はWiiのような画質になるんかね?
ちょっと誤解を招きやすいタイトルですね。
噂情報によると、ですがつまりはアップデートによって
PS3などでもありましたが、システム側が使っていた部分をソフトが使えるようになり、
「オンライン中のフレンドが遊んでいるソフトへの参加が出来る機能」が追加されると。
そしてそれらがトレードオフの関係にあるということですね。
いい事なのか悪い事なのか、というようなコメントが付いてしまっているように
誤解を招きやすい記事の内容になってますが、
これ自体はなにも悪い事ではありませんよね。
バージョンアップによってもたらされる新しい機能を開発者が選択すればいいのです。
しかし3DSの通信機能といえば、すれちがい通信やいつの間に通信を思い浮かべる方も多いでしょうから、
ちょっとこのタイトルはどうなんだろう、と思ってしましました。
で?
高性能=面白いソフト、でない事は間違いないけどね。
CPUを多く使えることにより今までのソフトとどこが変わるんだ?
素人にはわからん。具体例を挙げてくれ。
通信は別に必要ないので、通信機能を削ろう。
通信機能なんかいらないよ
フレンドリストからのプレイ中のマルチプレイの途中参加機能切っただけ。
実際対応ソフト無かったんで。
よく分からない。
新たに追加した通信機能(オンラインのフレンドがプレイ中のゲームにってやつ)を
使わないようにできますよってこと?
だったら、これまでと同じCPU使用率ってことにならないのかな
「この機能」ってのは通信機能ではなくて緩和機能のことだよね
通信機能は前から動いてたけど誰も使ってなかったってことだよね
やっぱりよくわからないという方が多いようですが…。
簡単に言えば、システムのアップデートによって
「これまでよりも多くCPUのパワーを使えるようになる」
「そのパワーをソフトが使ってもいいし、オンライン中のフレンドが遊んでいるソフトへの参加が出来る新機能に使ってもいい」
「ただし、ソフトにパワーを使うと新機能を使うパワーが無くなるので、両立はできない」
…結局ややこしくなっちゃうな^^;
まぁ、アップデートで良くなっていってるということで。
補足すると、
後でOSが通信関連で使うようになるから、これまで使うなと任天堂に言われていた部分があった
今回のアップデートで、通信機能に使う仕様が決定した
これで「後でOSが通信関連で使うようになる」ものはなくなった
よって、その部分を、そのまま通信機能に使うか、それを使わないなら他の用途に使ってもいいようになった
ということです。
これでも分かりにくいかもしれませんが、通信関連は噂なので、「3DS初期では使えなかったCPU性能を、少し前からより多く使えるようになった」ということだけ知ってもらえればいいと思います。
タイトルだけ見て、内容やソースをよく読んで、理解してからコメントする ということをしない人は、少なくないと。
読み解けないのはソレ以前の問題ですが。。。
管理人さんの記事の説明は充分であったと思います。。。
>管理人様
>後でOSが通信関連で使うようになるから、これまで使うなと任天堂に言われていた部分があった
なるほど、それで納得がいきました。ありがとうございます
分かりやすい所だと、無双クロニクルが最初の本体アップデート後にCPUを多く使えるようになったから、1画面に多く表示できるようになったのが前例としてある。
まあ、3DSは当初のアップデート予定として3D動画撮影機能やら本体のホームメニューの更新やら、通信関連やらでかなり多めにシステム側で抑えてる部分があったから、それらの実装が目前に迫った今、ある程度ソフト側に緩和しても大丈夫ってのが確定されたのかな。