PSVITAは、720pを超える映像にも対応する可能性、PS3ゲームのリモートプレイは決まったタイトルのみ利用可能

　PSVITAの開発者インタビューが掲載されていて、この中で、PSVの対応解像度についてコメントされています。

　これによると、PSVITAは、720pまでの映像に対応しており、1080pには対応していないものの、これはあくまでも現状で、今後の改良によって機能が向上する可能性があるそうです。

　また、一部海外メディアで、「アップデートにより、全てのPS3タイトルがPSVITAでのリモートプレイに対応し、プレイが可能になる」との報道があったことについては、リモートプレイを行うためには、従来通り、ゲーム側でAPIを利用する必要があり、PS3用ゲームの側で対応したものだけ、ということになっているため、そのようなことにはならず、報道は誤報であることが明らかにされています。

　そして、CPUについてもコメントされていて、PSVのCPUは４コアになっていますが、ゲームで利用出来るのは３コアで、１コアはOS（システム）が使用する形になっていることが明らかにされています。

　さらに、PSVで実現されるPSPソフトとの互換は、ソフトウェアだけでなくハードウェアも利用する複合タイプのエミュレーションであることもコメントされています。

　PSVITAについては、他には、専用のメモリーカードしか使えないことに対してもコメントされています。
　それは、PSPでは、様々なメーカーの汎用メモリーカードを使えるようにしていたため、スピードが遅いとか、速いとかいう話しではなく「一定でない」という苦情が開発者からあり、それを解決するために、完全にイコールコンディションの、性能が保障されたメモリーカードを用意しよう、と考えたのがことの発端であり、セキュリティを担保するという狙いもあるため、専用のメモリーカードしか使えないようにしたとのことです。

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