任天堂

任天堂の平成24年3月期の決算は、約432億円の赤字に改善するも、売り上げは目標に届かず、次はWii U次第

スポンサーリンク

 任天堂の平成24年3月期の通期決算が発表されました。

 これによると、平成24年3月期は、約432億円の赤字になっており、任天堂が1981年に連結業績を開示してから初の通期赤字決算になっており、任天堂の業績開示の歴史上、最も悪い業績という酷い内容になっています。

 ただ、この赤字の額は、最近少しだけ円高が解消されたこともあって、以前に発表されていたものよりも少し改善されており、以前の約650億円の赤字という予想よりは少し改善しているということになっています。

 任天堂の平成24年3月期の決算は、少し解消されたと言ってもまだまだ続いている超円高の影響、そして、3DSハードの値下げにより、ハードを売れば売るほど赤字になっていることが大きく影響しており、この影響などによって約432億円の赤字が出ています。

 また、国内のニンテンドー3DSは非常に好調ですが、Wiiや海外での3DS販売はそこまで好調ではないようで、売り上げが目標に達せず、売上高は以前の予想よりも約123億円下回る結果になっています。

 そして、次の平成25年3月期の決算については、前半の第2四半期までは約200億円の赤字の予想になっており、後半で利益を出し、最終的に約200億円の黒字を予想するものになっています。

 よって、任天堂の次の通期決算は、3DSの好調さが続くことはもちろん、今年の年末ごろに発売されるWii Uに大きく掛かっているようで、これが3DSのように最初にコケると、またも赤字の通期決算が待っているかもしれないというような感じになっています。

 なお、決算資料をみる限りでは、Wii Uのハードは、赤字で販売するということは考えていないようです。

 情報元

コメント

  1. 匿名 より:

    3DSで経営苦しくなってるなら5000円引きでよかった気がするけど
    モンハンがない海外が問題か・・・

  2. シャープ より:

    家電メーカーも円高で壊滅してるからねえ
    円高誰か何とかしてあげてよw

  3. 匿名 より:

    海外展開が強い任天堂に円高は致命的だからなぁ
    そのくせ、海外の方がもっと経済が死んでいて、大震災があったにも関わらず日本が相対的にトップ経済になってしまってる始末

    そろそろ株式経済はシステム的に限界かな

  4. 匿名 より:

    3月期の時点でマリオやとび森、その他の有力ソフトで3DSは安定して売れてると思うので、予想通り黒字にはなっているかと
    WiiUは逆鞘じゃないでしょうし多少スロースタートになっても決算にあまり影響はないでしょう。WiiUの売上1年目は利益がしっかりと出た64やGCのような立ち位置であれば好調な3DSの売上で黒字を維持出来るかと。最終目標はあくまでWiiの売上を超える事ですが
    任天堂にとっては3DSの黒字+WiiUの黒字じゃないでしょうかね。私はWiiUは+αで考えるのが妥当であり、あくまで更なる成功だと思っております

  5. 匿名 より:

    ↑3DS本体は赤字なんですよ…