PS3のシステムソフトウェアが「バージョン3.60」になり、「オンラインストレージ」の機能が追加されました。
PS3の「オンラインストレージ」の機能は、「セーブデータお預かり」とも言われており、PS3ソフトのセーブデータを、PSネットワークのサーバーに保存したり、保存してあるセーブデータを他のPS3でダウンロードして、そのPS3でゲームの続きをプレイしたり出来る機能です。
「オンラインストレージ」の機能、「セーブデータお預かり」の機能は、PSネットワークの有料課金の「プレイステーション プラス」のサービスに加入している人が利用出来ます。
PS3の「オンラインストレージ」の詳しい機能は、次のものです。
・ 1つのPSネットワークアカウントで利用出来るストレージのサイズは最大150MB、保存可能なセーブデータの数は最大1000
・ セーブデータの保存期間は「プレイステーション プラス」の課金状態が続いている限り、制限なし
・ 保存したセーブデータは、「プレイステーション プラス」の課金状態が終わると、終わった月から6カ月経過すれば消去される。ただし、その間に再度課金状態にすれば消去までの期間がリセットされる
・ PS3ソフト以外のセーブデータは保存不可
・ コピー禁止のセーブデータの場合は、次の制限あり
オンラインストレージへのアップロード : 随時可能
オンラインストレージからPS3へのダウンロード : オンラインストレージに保存されたセーブデータは、アップロードおよびダウンロードから24時間経たないとダウンロード不可
・ 一部オンラインストレージの対象外のソフトあり
PS3の「オンラインストレージ」については、HDD内のセーブデータが消えることは滅多になく、また、PS3の本体買い換えのときでも、ケーブル1本でセーブデータを含めたHDDの中身を他のPS3に移動出来ることもあって、複数の部屋で同時期に同じPS3ソフトをプレイしたいなどの特殊な場合を除いて、通常必要ないサービスだと思います。
ただ、今後、PS3とNGPでマルチプレイが可能なソフトが登場した場合、どちらのハードでも簡単に続きを遊びたいというようなときに、メリットが大きく発揮出来るようになるかもしれません。
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