ソニーの2008年度決算が発表されました。
決算資料の中のゲーム関連の情報は次のものです。
・ ゲーム分野の売上高は前年度比18%減少の1兆531億円
・ しかしゲーム分野の営業利益は-1245億円から-585億円に改善
・ ゲーム分野の売上高の減少は為替の影響と、PS2ハードおよびソフトの売上数量が減少したため
・ ゲーム分野の営業利益の改善はPS3ハードのコスト改善およびソフトの売上が増加したため
・ ハードウェアの全世界売上台数(2008年度)
PS2:791万台(前年度比 -575万台)
PS3:1006万台(前年度比 +94万台)
PSP:1411万台(前年度比 +30万台)
・ ソフトウェアの全世界売上本数(2008年度)
PS2:8350万本(前年同期比 -7050万本)
PS3:10370万本(前年同期比 +4580万台)
PSP:5030万本(前年同期比 -520万本)
・ 2009年度予想
PS2:600万台
PS3:1300万台
PSP:1600万台
PS2+PS3+PSPソフト:2億4千万本
ソニーのゲーム関連の2008年度決算は、黒字化が期待されていましたが、結局赤字となっています。
ただ、ゲーム分野の営業利益は、マイナス2323億円→マイナス1245億円→マイナス585億円とここ数年で半減してきており、円高や不況の中にあっても悪化する結果にはならなかったようで、2009年度は更なる赤字縮小が期待出来るかもしれません。
ハードについては、特にPSPの今年度の予想が前年度よりも増えているため、やはり噂の新型が今年投入される可能性が高いと思われます。
また、PS3の今年度の予想も強めなので、新型投入の可能性はあると思いますが、FF13の発売による需要増や値下げによる需要喚起を考えているだけの可能性もありそうです。
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