週刊ファミ通に、スーパーマリオ25周年の宮本茂氏のインタビュー記事が掲載されています。
この中で、スーパーマリオにキノコが出てくる理由についてコメントされています。
まず、スーパーマリオについては、ゲームの仕組みとして、小さいマリオと大きいマリオがいるというものが考えられ、ゲームは小さいマリオ状態でスタートし、途中で大きいマリオになり、大きいマリオは敵に当たると小さいマリオになるというものが考えられていました。
そして、その小さいマリオが大きいマリオになるためのアイテムにキノコが採用されたのは、スーパーマリオは当初、「魔法の国」というものが舞台として考えられていたり、ヨーロッパの童話では森に入ってキノコを食べるシーンが多いからという理由だったそうです。
よって、スーパーマリオにキノコが出てくるのは、「魔法の国」という当初の舞台設定や、ヨーロッパの童話の影響がその理由となるようです。
なお、小さいマリオが大きいマリオになるためのアイテムがキノコに決まったことで、今度は逆にスーパーマリオの舞台を「キノコ王国」に変更し、そこから次々と「キノコ王国」を舞台としたスーパーマリオのその他の設定が決まっていったこともコメントされています。
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コメント
初代スーパーマリオブラザーズでキノコとかボロックはキノコ王国の住民がクッパの魔法で姿を変えられた設定だったらしい