レベルファイブの日野晃博社長が「イナズマイレブン」(旧イナズマイレブン)について、いくつかコメントしています。
まず、イナズマイレブンの時代設定については、
イナズマイレブンの舞台は「今」をイメージして作ったんですが、内容は「昭和のマンガ」をイメージして設定しました。キャラの性格としてのデフォルメ感とか、今はクールでかっこいい主人公ばやりですが、古い主人公像をやってみたかったんですね。
とコメントされています。
そして、ターゲットについては、
イナズマって本来、小中学生男の子に、古き良きマンガの楽しさを伝えようって設定した作品なんですが、エイリア編あたりから、ファン層が広がっていろいろな人たちに受け入れられるように設定の方向性を変更していきました。でも、いまだにメインターゲットに変更はないですよ。
とコメントされています。
また、日野晃博社長は、企画会議のときによく皆と議論するそうで、
議論の中からいっぱいヒントをもらえます。最初日本代表メンバーを決めて、プロットを書いてチームに送ったら、ある女子スタッフに「不動」を絶対に入れるべきですと言われて半信半疑に入れたら、けっこう人気が出てしまうということもありました。
ということも明らかにされています。
また、日本代表メンバーに関連して、
栗松はなぜ入れたのか?お答えしましょう(笑) なぜなら、彼がイナズマイレブンの「らしさ」を背負っているキャラだったからです。栗松と壁山がいないと、かっこいい人たちばっかりになって、会話がなりたちにくかったんですよ。
ということや、栗松や壁山のキャラデザインについては、
キャラデザの長野が書いて来たキャラをそのまま受け入れました。でも壁山を見たときは衝撃でしたね。これは人じゃなくて、一歩間違えば、モンスターだよ、って。
ということもコメントされています。
なお、日野晃博社長のお気に入りのキャラは、
円堂君が好きですね。作品の最初の試写会のときの、関係者に向けた舞台あいさつで、「ここにいる皆さんはイナズマイレブンンを見ていくうちにきっと円堂守という人物を好きになるでしょう」と、しゃべりました。今ではもうなつかしいです。
とコメントし、円堂が一番のお気に入りであることも明らかにされています。
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