PS3、Xbox 360「メタルギア ライジング リベンジェンス」のVGAトレイラーの完全版が公開されています。
これは先日公開された動画に、放送時間の都合でカットされたシーンが追加されたものになっています。
また、「メタルギア ライジング リベンジェンス」については、次のような小島秀夫監督のコメント、
・ 新生「RISING」。「色味や空気感がメタルじゃない?」と感じたひともいるだろう。コジプロで試作していた旧RISINGは、絵創りはメタルらしいが30フレームで複雑な操作を要求されるものだった。僕がプラチナさんにお願いしたのはひとつ。「60フレームで気持ちよく動く、恰好いい雷電」。
・ コジプロのスタッフに次を委ねようとするといつもこう言われる。「ファンは監督のメタルじゃないと駄目ですよ」。そんな事はないのだが。「スピンオフなら出来る?」と若者達に旧RISINGを委ねた。彼らのRISINGが世に出ていたとしても「メタルじゃない?」と感じる人は多かったに違いない。
・ 勘違いされている方も多いですが、新生「RISING」にも「自由切断」はあります。旧型では背景も近距離から遠距離から全て切断出来ました。でもそれがゲームデザインを崩壊させていました。今回は敵やオブジェクトに関してはどこでもいつでもどのようにでも自由切断出来るように変更されています。
・ 「Metal Gear Solid RISING」を今回「Metal Gear Rising Revengence」にタイトル変更したのは「SOLID」ではなく、新しい雷電を主人公にした「メタルのスピンオフ・ゲーム」を振り切って製作してもらうためでもあります。
・ 今日も同じ質問ばかりだった。旧RISINGも当初から雷電を主人公にした爽快アクションゲームを目指していた。いわゆるMGSではないスピンオフタイトル。プラチナさんによる新生RISINGもコンセプトは同じ。ステルス型MGSを望む方達にはいつか必ず出るであろう正統派続編を待って欲しい。
次のような是角プロデューサーのコメント、
・ 「自由切断はなくなったの?」と聞かれることがあります。新生ライジングでも自由切断は健在です。自由切断だからできる表現と遊びがばっちり組み込まれますよ。
・ E3 2010トレーラーでお見せしたライジングから、削られたものはほとんどありません。斬奪も残っています。「斬ることの気持ちよさ」を出すために、「狙って、斬って、奪う」から「斬って斬って斬って、ここぞで奪う」に変わろうとしています。
新たに開発を担当することになった「プラチナゲームズ」の稲葉敦志のコメント、
・ 「『小島プロダクションが出来なかった事をプラチナゲームズが出来た』という論調にしたい人がいるようです。インタビュアーの中にも。でも、それは違う。少なくとも僕たちはメタルギアという世界に対してまだ何の結果も出していない。コジプロのスタッフの方々は血を吐きながらサーガを作り上げてきた。
・ その差は、非常に非常に大きなものです。小島監督は『出来るだろう』という未来について、僕たちにチップを張ってくれた。ギャンブルを仕掛けてくれたわけです。僕たちはそれに精いっぱい応えなければいけない。でも、それは未来の話。まだ結果を出してないのです。
・ MGSRからMGRに変わった事で、何もかも変ってしまったように受け取った方々がいるかもしれませんが、それは違う。僕たちは、ライジングのコンセプトにワクワクしたのです。尊敬と愛を持っています。それは、雷電というキャラクターに対してもそうだし、自由な切断という要素にもです。
・ 一度愛したものに対しては、とことん愛しなければいけません。僕たちは、ライジングの原初のコンセプトという素材を、自分たちの調理技法で最高の料理にすることを求められている。それは、破壊と痛みと、時には混沌も伴う事かもしれませんが、前進と発展と進化が僕たちのミッション。
・ リニューアルしたトレーラーには、賛否があると思います。でも、僕たちの愛とリスペクトも、感じてもらえると信じています。そして、映像の中に未来を垣間見て欲しい。その未来と進化を形にするために、今度は僕たちプラチナゲームズのスタッフたちが、血を吐きながら頑張ります。
も出されています。
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コメント
ソリッドシリーズじゃなくなったことで購買意欲減りました・・
これはもう別のゲームとしか・・・これだけ強いと隠れる必要ないような。
キッパリと期待出来ません。
正式に発表された時点でショックを受け非常に残念なタイトルです。
今回の作品は、小島さんは関わっていないので仕方ないといえば仕方ないし
そもそもMGS4の続編は結構厳しいと思う。ってかそもそも以前から宣伝して
あるんだから今更グチグチ言っても仕方ないやろ。
まあ、MGRはストーリー内容と操作内容によるが。